とだ整体院の戸田裕介（とだ ゆうすけ）です。
数ある治療院の中から、とだ整体院のホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。
少しだけ、私の話にお付き合いいただけますと幸いです。
　
思い立ってすぐに柔道整復師に
私は1983年に豊川で生まれ、今に至るまでずっと豊川で過ごしてきた、生粋の「豊川っ子」です。
大学を出てから27歳までは、営業の仕事をしていました。しかし徐々に「この仕事より自分に合う仕事があるのではないか？」と思い始め、転職を決意。
全くの異分野ではありましたが、子供の頃から両親や祖父母の肩を揉んであげると「マッサ ージが上手だね」と言われたことから、自分の手で人を喜ばせてあげることの充実感を得たいと考え、柔道整復師を目指す決意を固めました。
　
思い立ったらすぐに行動するタイプなので、専門学校に電話をして「もう願書の締め切り日だから早くしてください！」と言われて即願書送付、そして試験、そして合格。トントン拍子とはまさにこのことです。
　
実務・知識共にレベルの高い整形外科で勤務
専門学生時代は、アルバイトをしながら、学校で体の仕組みや治療方法を学びました。資格を取り卒業してからは整体院で働きましたが、そのときに、整形外科で働く理学療法士の求人を見つけます。
単に慰安的なマッサージをするだけでなく、動けない体を動かせるように、患者さんを励ましながらサポートするその仕事をやってみたい！という思いに駆られ、豊橋市の整形外科に転職しました。
　
整形外科では実にいろんな体験をさせていただきました。理学療法士の方々は非常に熱心で、お昼休み中にも勉強会や情報交換会があり、常に学ぼうという姿勢を持っています。その様子に強い感銘を受け、私も一生懸命勉強しました。
　
整形外科には、腰痛などの慢性的な痛みを持つ方だけでなく、骨折や麻痺など様々な症状の方が通って、リハビリを受けています。どうしたらこの患者さんの体がもっと動くようになるのか、痛みを覚えずにスムーズに動かせるようになるのか、そして何より、前向きな気持ちでリハビリに臨むことができるようになるか・・ 自分に問いかけては悩み、仲間に相談し、患者さんとの対話やリハビリを通して解決の糸口を見つける、そんな日々でした。 猛烈に忙しくはありましたが、非常に充実し、また成長できた期間だったと思っています。
　
その人のために悔いなくベストを尽くせるか
整形外科で出会った、忘れられない患者さんが二人います。
　
お一人は80代の男性で、私だけでなくスタッフ全員をとてもかわいがってくれました。「今度回転ずしでも食べに行こうよ」と誘ってくださり、「いつか行きましょうね」と答えたことがあったのですが、それ以降リハビリ室で見かけなくなったのです。
どうしたのかな・・と、何となく気にかけていたら、実は亡くなっていたことが後からわかりました。
　
畑で採れた野菜をくださる方、こっそりお小遣いをくださる方、何かと気にかけて電話をくださる方など、スタッフをかわいがってくださる方はたくさんいらっしゃいます。
整形外科では単なる「スタッフと患者」という関係以上の強い繋がりが生まれることが良くあります。そんな中で私たちスタッフも、患者さんにベストを尽くして接しています。あの患者さんのように、ある日突然亡くなっていらっしゃらなくなることがあっても、お互いに後悔が無いようにしなくてはなりません。亡くなったことを知ったときは大きなショックを受け、「『いつか』なんて言わなければよかった・・！」と思いましたが、人と人として仲良くなれたこと、懸命にリハビリに取り組んでいただけたことには、悔いはありませんでした。
　
私の祖父は、私が学生のときに脳梗塞にかかり、半身麻痺になりました。当時の私には知識が全くなく、何もしてあげることができませんでしたが、今ならもっともっとサポートできます。
そのことを、時々ふと考えます。「自分がちゃんとやってあげていたら」と思うのは本当に辛いことです。だから、いつ何があっても悔いが残らないよう、ベストを尽くすことを心がけていたい。あの急に亡くなった患者さんや祖父は、私にいつもベストを尽くすようにと諭してくれたのだと受け止めています。
　
「自分もこの仕事に就きたい」と言ってくれた高校生
そしてもう一人は、アキレス腱断裂でリハビリに通っていた高校生です。治ったかなという頃に再断裂してしまい、かなり長い期間に渡って通院していました。歳も近いので仲良くなり、いよいよリハビリも本当に終わりという頃に「自分もこんな風に、人の体をサポートする仕事がしたい」と言ってくれました。
そんな前途ある若い高校生に将来を決めさせてしまって大丈夫だったかな、という不安もありますが（笑）、リハビリが彼の選択肢を、狭めたのではなく広げたのです。非常に誇らしい仕事なのだと、改めて認識することができました。
　
数ある治療院の中で、とだ整体院だけが伝えたいこと
整形外科で 3 年間、みっちり学んで実務経験を積んだ後、「とだ整体院」を開業しました。
　
整体院業界は、私が柔道整復師になろうと思った頃とは既に大きく変わっており、コンビニよりはるかに多く乱立し、また毎年山のような数の整体院が廃業している、非常に厳しい業界です。また、当時既に家庭を持っていた私にとって「独立したら、自分が倒れたら終わり」というのは非常にリスクのある選択肢だったとも言えます。
　
しかし、現在とだ整体院にはたくさんの患者さんが集まり、お歳を召した方でも「いつまでも自分の脚で歩きたい」という強い思いをもって治療に臨み、改善を実感して喜んでくださ っています。
　
その理由は、当院の治療方針にあると言えるでしょう。
　
慢性腰痛にしても、どのような症状にしても「治るのにいつまでお金・時間がかかるかわからない」というのは、非常に不安なものです。もしかしたら、治療院の経営という視点で見れば、ちょっとしたメンテナンスを長い期間続けて、何年も通っていただくことをお勧めしたほうが良いのかもしれませんが、それでは患者さんのご不安は抜けないままではないでしょうか。
　
ですから当院では、「『治った！』と思ったら通院をやめてください」とお願いしています。 その代わり、私も笑顔で“卒業”の日を迎えていただくために、全力で患者さんのお体と向き合い、全力で治療・指導をします。
いつまでも歩ける体を治療によって作り上げたら、その後は自分で維持できるようにする。そこまでできたら、長く通っていただく必要は全くございません。
　
つまり当院は、「治したい！」というお気持ちにまっすぐにお応えする整体院なのです。
　
改善まで最短ルートで導きます
もしあなたが、痛みだけでなく、費用や時間の面も含めてお悩みをお持ちなら、当院へご相談ください。
必要以上に費用や時間をかけることなく、何千人もの患者さんと向き合ってきた実績・知識をフル活動させて、「治った！」まで最短ルートで導きます。